本物に触れ、のびのび健やかに。子育て世代に無垢材の家をおすすめする理由3つ。
無垢材の家はどの年齢や世帯にも適していますが、子育て世代には特におすすめです。
しかし、無垢の家は手入れが大変なイメージがあるため、忙しい子育て世代には向いていないのではないかと感じられるかもしれません。今回は、子育て世代に無垢材の家をおすすめする理由を紹介します。
健康的な環境になる
集成材の成形や壁紙を貼るときなど、一般的な方法で作られた家には接着剤などをはじめとした化学物質が多く使われており、「シックハウス症候群」と呼ばれる症状が出る可能性があります。
シックハウス症候群が広く認知されている近年は、有害なホルムアルデヒドを含まない接着剤や塗料が使用されるようになりましたが、子供は体が小さく免疫機能なども未熟なため、ホルムアルデヒド以外の化学物質にも反応して体調を崩す可能性があります。
また、近年は住宅の性能が上がって高気密・高断熱の家が増えていますが、気密性が高くなると湿度が上がりやすく、カビやダニなどが発生しやすい環境となり、アレルギーなどの原因になることがあります。
無垢材は接着剤を使用していないため、余分な化学物質を含んでおらず、安全性が高くシックハウスの原因にもなりません。
また、調湿性が高いため室内の湿度が高くなりすぎないだけではなく、樹種によってはカビやダニにも強く、アレルギーの原因にもなりにくいといったメリットがあります。
無垢材の家であれば、新築時はもちろん長期的にも健康的な環境を作ることができます。
目や耳に優しい
木は光を適度に吸収するという性質を持っています。なかでも無垢材は紫外線を吸収する性質があるため、光が眩しいと感じたり乱反射した紫外線で目を傷めたりすることを防げます。
また、樹種によって違いはあるものの、無垢材は弾力性が高く音を吸収するため、物を落としたときの衝撃音、ドアの開閉音、足音といった生活音を和らげる効果があります。
目や耳に優しく光や音によるストレスも軽減できるため、目や耳が敏感な乳幼児期はもちろん、勉強に集中できる環境を整えたい学童期以降の子供がいる世帯にも適しています。
知育効果が期待できる
無垢材ならではともいえる木の温もりや手触り、香りなどは精神を落ち着け、五感の発達を促す効果があるといわれています。
また、無垢材は滑りにくく弾力性があるため、子供が家の中で体を動かしても転倒しにくく、万が一、転倒などしても硬い合板フローリングよりケガをするリスクが低くなります。
無垢材の家であれば、子供の心と体をのびのびと健やかに育てることができます。
まとめ
無垢材の良さは子供だけではなく、大人や高齢者にとっても大きなメリットとなるため、子育て期間中はもちろん、子供が独立したあとも末永く快適に住める家となります。
また、無垢材は時間を経るごとにその味わいが深くなるため愛着が湧きやすく、子供が付けた傷も「家族の記録」に変えてしまう魅力があります。
長期的に安心・快適に暮らせて、時間と共に思い入れ深くなる無垢材の家を作りたい方は、ぜひ弊社に一度ご相談ください。